運転マナーって超簡単!

念願の運転免許証を手に入れ自分自身で車を運転し、無事に目的地まで行けるようになればこれであなたも一人前のドライバー。これからもたくさん運転して、安全にスイスイと走れるようになって行く事と思います。

もう一人前なので、これからは自分の運転を自分で評価しながら経験値を上げて行く事となるでしょう。 しかしココからが大事な分岐点。 基本を自分勝手に解釈した間違いだらけのウザイマナー運転となるのか、それとも基本の大切さを感じながら良いマナーを身に付けたスムースな運転となるのか。

何も難しく考える必要はありません。電車に乗る時のような、駅や電車内でのマナーと同じです。場所をわきまえない通話、イヤホンの音もれ、大声で話す、つけ過ぎの香水、ゴミのポイ捨て等色々ありますね。マナーの悪い人を見て嫌だなと感じたら、それと同じ事をしなければ良いのです。

運転マナーについての基本的な考え方

運転マナーについての5つの基本的な考え方をお伝えします。
以下の項目はあくまでも基本ですが、これを念頭に置き考えれば、どの様な場面でも応用しスムーズな運転が出来るでしょう。

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車は強者と言う自覚と、基本に沿った運転。
自動車を運転するには運転免許証が必要ですし、時には凶器にもなりえるので車は強者。歩行者や自転車、初心者や年配ドライバー等の弱者を守る(怖がらせない)運転が必要です。また教習所で習った交通ルールなどの基本はとても大切ですから、基本を自己中心的に解釈しない事が大切です。

他車や他者の邪魔とならない運転
駐車場以外への駐車、無用なアイドリング、ラジオのボリューム、他者へ向けてのヘッドライト照射、スピードの出し過ぎ等。

自動車を運転する動作の一つ一つにおいて、配慮が欠ければすべて他者への迷惑となりえます。歩行者や自転車と同じつもりで運転していませんか?

まずはウインカーが先!その後にブレーキ。
ウインカーは
「今からスムースな流れを変えますよ!」と周りの交通に示すものです。出せばいいんでしょ!的な「自己満足のウインカー」になってはいませんか?あなたの気づかない遠くからでも、その合図から判断して運転をしている人がいます。合図を出さない、または時期が適切でない場合、これは交通のスムーズな流れを乱すブロック行為になります。

たかが1秒と思うなかれ、余裕あるスムーズな運転が、たった1秒の遅い合図が乱してしまうのです。

交通全体の流れを客観的に捉えた運転。
特に譲り合いなどの場面では自己中心的、または逆の自己犠牲的な運転でなく、交通の流れから客観的な視点で運転します。回りの交通に注意しないで安易に道を譲ると、サンキュー事故を誘発する危険が増します。

⑤運転に集中する。
自動車を運転する場所は公共の道路であり、家の中で家電を操作するのとは違います。スマホをしながらなどの集中を欠くマイペース運転は、危険なのはもちろん大変迷惑な自己中運転です。行き先の確認やハンズフリー等の設定など、事前準備をしっかりして運転に集中します。

日本人の運転マナー
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この公共の道路で運転するかぎり、ルールとマナーを守るのは当たり前ですね。ルールに関してはある程度分かり易いですが、マナーは教習所でも教える余裕は無く(教わる方もですね)、皆自分で運転しながら築いて行くものです。

長年プロドライバーとして感じてきた日本人の運転のマナーに点数を付けてみると、お父さんお母さんドライバーや、タクシーや大型などのプロドライバー等すべて含めて平均では70点位になると思います。マナーには個人の性格が大きく出るものですが運転テクニックとは違うので、プロであってもマナーに差は無く皆同じと日々実感しています。特に中小タクシーの運転を見れば一目瞭然ですね!

しかし70点で高得点だと喜んで良いのかと言えばそうでは無く、これはマイナス30点分のウザイ運転マナーばら撒き状態運転し続けていると言う事なのです。悪意の有る無しに関わらず、周りから見ればウザイ運転となっています。

通常、他人に運転マナーを教える事は出来ませんし、それを変える事も出来ません。「運転教官対教習生」や「お父さん対子供の初心者ドライバー」などの圧倒的な信頼関係のある環境で教えないかぎり難しいでしょう。運転マナーとはどう言うものかは、自分自身で運転を経験しながら身に付けて行くしか無いと思います。

このサイトでは運転マナーをより学び易い様に、ウザイ運転マナーをランキング形式にしてみました。そしてその運転が何故ウザイのか、どうしたら良いのかを解りやすく解説して行きます。

運転中、マナーについて迷った時には5つの基本的な考え方を思い出せば、おのずと答えが出てくると思います。ルールもマナーも守らない自己中な運転は、傍から見れば「無免許運転と同じ」ですからね!

アジアの何処かの国のような酷い運転マナーとならない様、世界の手本となるような日本人の運転マナーを広めて行きましょう。